※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

先月の大雨で地盤が緩み建物全体が傾いた那覇市首里のマンションで、今朝から住民の一時帰宅が認められ、住民が貴重品や衣服などを運び出しています。

梅雨の長雨で建物全体が傾いた首里鳥堀のマンションは先月11日に避難指示が出され、3週間にわたって12世帯31人の住民が部屋に入れない状態が続いていました。

梅雨明け後天候が安定し、マンションの傾きにも変化が見られないことから、那覇市が住民の一時帰宅を許可しました。

けさ10時過ぎから消防などの立会いのもと、一世帯づつ部屋に入り、貴重品や衣類などを運び出しています。立ち入りが許されるのは一世帯2人以内で20分間の制限ですが、住民は最低限必要なものを運び出せたことに安堵の表情を浮べていました。