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15-07-31-06

言葉たくみにお年寄りらをだます還付金詐欺の被害が深刻です。未然にふせいだ事例から被害に遭わないためにどうしたら良いのか考えます。

詐欺被害を防いだ女性はおばあさんの様子について「普通に、早く操作をしなければ、という意識しかなかったと思います。」と当時の状況を話しました。

7月23日、嘉手納町内のスーパーで、携帯電話で話しながらATMを操作していた高齢の女性に声をかけ、還付金詐欺を防いだ女性に、警察から感謝状が贈られました。

ATMの前で預金残高を読み上げ、不審な様子だった被害者と電話を代わるなどした女性の機転が、被害の防止につながりました。

県内では7月3日、3年ぶりに名護市で還付金詐欺の被害が発生。これ以降今月だけで10件、1030万円を超えています。コザ信用金庫の与那支店長は「どうしてもやっぱり店外のATMは職員が常駐しているわけではございませんので」と注意喚起します。

事案の多くは、スーパーなど、商業施設内のATMに、高齢者を誘導し金を振り込ませる手口で、実際、この未遂事件の翌日にも同様の事案が発生していました。犯人は、保険金の還付があると信じこんだ女性を、那覇市内のスーパーに誘導。女性と電話をしながらATMを操作させましたがここでも、店長の声掛けによって、寸前で被害が食い止められています。

コザ信用金庫の与那支店長は「地域ぐるみでそういった防犯意識を持って声掛けすることが大事なのかなと思いますね。それとまず、お電話とか携帯で、還付金があるとか、そういったのはまずないです、一切ないです。くれぐれも皆さんには注意していただきたいなと思います」と注意を呼びかけていました。