※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
一方県議会は議長の議会運営を巡って混乱しています。野党はきょうの本会議で仲里利信議長の不信任案を提出し、今も空転が続いています。
事の発端は、野党議員がおととい「知事は与党からも政府からも見放されている」と発言した点について、与党が、事実誤認に基づく不適切な発言だとして、きのうの本会議で発言の削除を求める動議を、与党単独で可決したことにあります。これに反発した野党はきょう午前9時過ぎ、議会内で対応を協議。仲里議長の不信任案提出を決め、本会議に臨みました。
新川秀清議員(護憲ネット)「議員の発言の権利を守る立場ではなく、根拠のない理由と数の横暴で発言を削除するという不公平、不公正な議会運営をしたことは重大な責任であります」
この議長不信任の緊急動議を巡って議会は紛糾。このため与党3会派の幹部はきょう一日、事態の収拾に向けて断続的に協議しました。そしてここにきて与党は発言の削除を求めたきのうの緊急動議を削除しない方向で議長に一任することを決め、野党に理解を求めています。その一方で、野党が出した議長不信任案は本会議で否決する構えを崩しておらず、議会は開会から8時間を経過した今も空転した状態が続いています。