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11月の知事選挙に向けては与野党ともに人選作業が難航していますがここへ来て野党側に大きな動きがありました。民主党と政治団体そうぞうはきょう、浦添市の儀間光男市長に対し、秋の知事選への出馬を要請しました。
儀間市長への出馬要請は、民主党県連の喜納昌吉代表と、そうぞうの下地幹郎代表が行い、保革の枠を超えた新しいタイプのリーダーが必要だとして出馬を促しました。
「儀間さんに知事選に出てもらいたいという思いを強く持っておりまして」「ダイナミックな基地政策を、経済政策を私ども出来ると信じております」
これに対して儀間市長は次のように述べて即答を避けました。
「ご推挙いただくことは政治家冥利に尽きますし、誠に持って光栄であります」「誠意を持って相談しながら、皆さん方の要請に答えを出していきたい」
要請後、下地代表らは野党5党協議はクリアできるとして、理解を得るために積極的に話し合う考えを示しました。しかし野党5党が人選作業を進めている段階で民主などが儀間市長に出馬を要請したことに他の野党の反発も予想されます。儀間市長は日米で合意した普天間の移設先のV字型案には反対しているものの、沿岸案には理解を示しています。このあたりで他の野党との調整は簡単ではなさそうです。