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沖縄戦などで亡くなって身元がわからない戦没者の遺骨のDNA鑑定について、厚生労働省は、対象範囲を拡大する方針を決めました。
遺骨のDNA鑑定については県内で遺骨集集を続けるボランティア団体ガマフヤーが、厚労省に対し沖縄戦で犠牲になった住民の遺骨を鑑定して欲しいと申し込んでいます。
厚労省はこれまでDNAの鑑定について遺骨の発見場所の近くに印鑑など、個人の特定につながる遺品が見つかった場合に限り実施していました。
しかし、今後は遺品がない場合も鑑定を実施し、結果をデータベースに登録する方針を示しました。これによって、沖縄の住民のDNA鑑定が進むのではないかとの期待の声も広がっています。