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パトリオットの配備について稲嶺知事は、あくまでも嘉手納基地による負担軽減策が見えない段階での配備は遺憾だと述べ、パトリオットの配備自体についてはコメントを避けました。これはきょう開かれた稲嶺知事の定例記者懇談会で述べたものです。
記者からは、政府が嘉手納基地に最新鋭の迎撃ミサイルを配備することを決めたことにパトリオットの配備は周辺諸国に誤ったメッセージを送り、沖縄がより危険になるのではとの質問が出ました。
これに対し稲嶺知事は『コメントはしない』『それはわからない』と答え、配備自体が沖縄に与える影響についてのコメントを避けました。そのうえで、先に日米で合意した嘉手納基地の戦闘機訓練の本土移転計画が何も形となっていない段階でパトリオットが配備されることは遺憾だと改めて述べました。