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サンゴが破壊されているのではないか。その疑問を調べるため、県が辺野古の臨時制水域内への立ち入りを求めてから4ヶ月が過ぎました。同じ申請をした沖縄防衛局には許可が下りた一方で、県には一向に許可が下りないことに翁長知事が緊急会見です。
18日の会見で翁長知事は「防衛局の方は調査が認められて、私たちが認められないというのは一般のどの方が考えてもおかしな状況であると思っております」と述べ、県が沖縄防衛局に対し、辺野古の臨時制限水域内への立ち入り調査を求めてから4ヶ月が経過しているにも関わらず、いまだに認められていないことを指摘。
沖縄防衛局はアメリカ軍の許可のもと、臨時制限水域内で同様の調査を実施しているにも関わらず、なぜ県の調査だけが認められないのかと外務省に対し、早期の立ち入り許可を求める文書を提出しました。
会見で知事は「本県が規則を運用する責務を適切に果たそうとしていることは理解されず、沖縄がが防衛局の都合のみが通るという理不尽なやり方は誰の目にもあきらか」「私からすると、何か不都合なものがあってそれを隠しているのではないかということにしか考えることができません」と述べました。
知事はまた、沖縄防衛局がボーリング調査の後も引き続きフロートなどを撤去しないと表明していることについて、撤去されない場合「しかるべき対策を講じる」とけん制しました。