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県立高校の60校の生徒が平和について考えるフォーラムが糸満市で開かれました。
このフォーラムは、慰霊の日を前に平和に対する意識を高めようと県教育庁が企画。県立高校の生徒およそ140人が参加しました。
「平和について考える時どんな取り組みが出来るか」をテーマにした意見交換では、戦争地域の人たちのための募金活動や沖縄戦の証言を聞き取るなどのアイディアが出た他、政治にも関心を寄せていました。
男子高校生は「そういう話(戦争体験)を聞いて、自分達でも調べものをして、後世に伝えていかないといけないと思っているので、語り継いでいくことが大事だと考えます」と話していました。また女子高校生は「基地を移設した方がいい、残した方がいいという意見があって、これは高校生もどっちも意見があるんですけど、それを考えきれるほど政治とか基地問題に詳しくないので、これから学校の授業で基地問題を学びたいです」と話しています。
主催した県教育庁は「交換した意見を各学校に持ち帰り、友達と共有してほしい」と話していました。