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翁長知事は、10日東京で菅官房長官や山口沖縄担当大臣らと会い、先日返還された西普天間住宅地区に関する要請を行いました。また、現在、就任後初めて岸田外務大臣との会談に臨んでいます。
翁長知事は、宜野湾市の佐喜眞市長、琉球大学の大城学長と共に、総理官邸を訪れ、菅官房長官に対し、返還された西普天間住宅地区を国際医療拠点として整備するための政府の協力を求めました。
これに対して、菅官房長官は「まさに基地負担軽減のために、また沖縄の振興のために出来ることは全てやると、そういう姿勢で行っていますし、総理からも徹底をしてそこはやるようにと私は命を受けまして」と話していました。
翁長知事らは、この後、下村文部科学大臣、山口沖縄担当大臣、左藤防衛副大臣らと相次いで会談し、同様の要請を行いました。
要請後翁長知事は「大変ありがたいことに菅官房長官からも、これは政府が全力を挙げることだから、しっかりとやっていきたいというお話がありました」「基地の問題は基地の問題、振興策は振興策ということで、しっかり政府と意見交換をしながら前に進めていきたい」と会見で答えました。
10日の会談では、先日の訪米や辺野古の問題には全く触れなかったということです。また翁長知事は、ちょうど10日の今の時間、就任後初めて岸田外務大臣との会談に臨んでいて、国際医療拠点に関する要請を行っています。