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訪米中の翁長知事は現地時間の2日、辺野古の基地建設に反対する沖縄の民意を伝えるため、アメリカ政府への影響力がより高い人物との会談に臨みました。
知事が訪ねたのは上院の軍事委員長でアメリカ議会の重鎮ジョン・マケイン上院議員。5月17日の県民大会の様子などを紹介しながら、辺野古移設に反対の沖縄の民意を直接伝えました。
会談は非公開で、マケイン上院議員は会談後に「沖縄県民への感謝と、現行案を支持する考えを伝えた」と声明を発表。話し合いは平行線だったとみられています。
翁長知事は「きょう(現地時間の2日)は、委員長と副委員長とお話できたということが、また沖縄の気持ちを伝えられたというのが、大変意義があったんじゃないかな」と話しました。
また、夕方には、ジョージワシントン大学での沖縄関連の書物およそ300冊を集めた沖縄コレクションのお披露目セレモニーに出席。「研究者や学生、市民が沖縄への理解を深めてくれることを期待する」と挨拶しました。
翁長知事は、日本時間の3日夜国防総省、国務省の官僚との会談に臨みます。