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15-05-28-01

新基地建設反対の民意を伝える為訪米した、翁長知事がハワイ入りしました。滞在中にはハワイ州選出の上院・下院議員やイゲ州知事との会談に臨みます。

翁長知事は、現地時間の午前10時ごろにハワイに到着、地元県人会の歓迎を受けました。翁長知事は「これから約10日間しっかり頑張ろうという気持ちになっていますが」「国と国との関係なので、その中で、ハワイ州と沖縄県が色々話しをしながらお互いに、そういったものを支え合えるかどうか、こういったところをしっかりと議論したいと思う」と話します。

その後、ハワイ州選出のアメリカ議会軍事委員会メンバーの上院・下院議員らと面談し、沖縄の現状などを直接伝えました。

翁長知事は「日米同盟というものが、私は世界から成熟度が問われているというような話をさせていただいて、ぜひご理解をいただきたいという話をしました」と話していました。

また、3時間早くハワイ入りした県議らで構成する訪米団は、5月17日に起きたMV22オスプレイの墜落現場周辺を視察しました。山内末子県議は「どこにも生活の空間が見えませんし、基地の周りに。そういう意味では沖縄は本当に基地と生活が一緒に共存している」と話していました。

翁長知事は、ハワイ滞在の最終日にはイゲ州知事と会談し、直接、沖縄の基地負担軽減への理解を求めるものとみられます。