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沖縄戦の被害者や遺族が国に対して謝罪と損害賠償を求めている裁判で、新たに原告3人が法廷で証言しました。この裁判は、沖縄戦で負傷したり家族を失ったりした人たちが、国に対して謝罪や損害賠償を求めているものです。
27日の裁判では、アメリカ在住で原告に加わった女性や、疎開中に一家が全滅した男性など3人が法廷に立ちました。
そのうち、家族7人を失い戦争孤児となった、自身の戦争体験が絵本になっている金城ツル子さん(78)が、戦争を思い出すと涙が止まらない、辛い胸の内を述べたうえで「戦争を起こしてはいけない。私みたいな人をつくってはいけない」と訴えました。
原告団では26日の6次提訴で5人が加わり、全体で117人となってます。この裁判は、9月に結審し、年明けに判決を迎える見通しです。