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旧盆をまえに発生した3つの台風ですが、ウークイから今日にかけ、ふたつが先島地方に影響をもたらしています。今回は沖縄本島を直撃するかと思われた台風8号ですが、また先島地方を暴風に巻き込もうとしています。
非常に強い台風8号は沖縄本島をかすめ、午後4時現在、宮古島の東の海上に達しています。中心付近の気圧は930ヘクトパスカル、最大風速は40メートルとさらに勢力を強めながら1時間に30キロの速さで西北西へと向かっています。
本島南部、とくに東海岸側では強い波が海岸に叩きつけ、また各地では断続的に強い雨が降りました。
この台風の影響で沖縄本島と離島をむすぶ定期船の多くがけさから欠航を決めたほか、那覇空港を発着する本土便・離島便あわせて141便が欠航し、観光客や旧盆で里帰りしていた利用客およそ2万4000人に影響が出ました。
現在宮古島と久米島地方には暴風警報が出ていて、宮古島はこのあとまもなく暴風域に入る見込みです。
宮古島では午後から強い風が吹いていますがこれまでに17.9メートルの最大瞬間風速を記録。風はこれからも強くなる見込みで先島地方は引き続き厳重な警戒が必要です。