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そして、その基地負担の軽減を求め2015年も平和行進が始まりました。2015年は政府が新基地建設を進める辺野古の海を臨む浜からスタートです。
平和行進はことしで38回目。およそ1200人の参加者が集まりました。石橋記者は「大浦湾を望む浜からキャンプシュワブのゲート前を目指して参加者たちが、今、歩き出しました」とリポートしました。
行進に参加した女性は「きれいな辺野古の海は絶対に埋め立てさせないという気持ちできました」と話し、男性は「沖縄だけの問題じゃなくて全国みんなの声でなんとか平和な世界にしていくために頑張っていきたい」と話していました。
平和行進は16日は普天間基地の周辺を、17日には那覇市での県民大会に合流します。翁長知事は「本土並みを合言葉に県民の努力で勝ち取った復帰ですが、真の民主主義の実現など、県民が強く望んできた形にはなっていないように思います」と話しています。
また、翁長知事は辺野古への基地建設をあげ、「できなければ代替案を出せと話されるところに自由とか平等とか民主主義があるのか」と政府への不信感を改めて示しました。