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5・15平和行進全国結団式

復帰の日のあす5月15日を前に、今年も平和行進に参加する人たちの結団式が開かれました。

2015年で38回目を迎える5・15平和行進。14日の結団式には、全国から集まった500人以上が参加しました。

福岡から参加した男性は「今回が初めてなんですけど、沖縄の人たちのビデオで見る限りの闘いを見ましてね、今回はいても立ってもいられない」と話し、大分から参加した女性は「今までの歴史を知らなかったので、歴史の勉強とそれから辺野古基地の問題についても考えたいと思って参加しました」と話しました。

また、結団式で比嘉京子副実行委員長は「この行進も一歩一歩、あの43年前の5・15はどういう意味を持ったのかということを振り返りながら、私たちは一緒になって国のありようを考えていこうではありませんか」と参加者に呼びかけました。

また基調講演を行った琉球大学法科大学院の高良鉄美教授は「現在の沖縄は憲法による法の支配ではなく、人が支配している状況だ」と新基地建設を進める政府の方針を批判しました。

2015年の平和行進は、15日から辺野古・大浦湾コースや普天間基地包囲コースなどで行われ、17日(日)に沖縄セルラースタジアム那覇での総決起大会で締めくくられます。