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額賀防衛庁長官がきょう稲嶺知事と会談し、普天間基地の新たな移設計画について政府と地元が話し合う協議機関への参加を求めます。
政府は、普天間基地の辺野古沿岸部への移設計画について地元と具体的に話し合う協議機関を、今月中に設置したい考えです。この辺野古沿岸部への移設に反対する県は、普天間基地の危険性を早期に除去するためキャンプシュワブ陸上への暫定へリポートの建設を政府に求め、協議機関で暫定へリポート案について話し合うことを要求。政府はこれに難色を示していましたがきのう防衛施設庁の渡部施設部長が牧野副知事に対して危険性除去の範疇で暫定ヘリポート案を議論してもいいと初めて伝えました。
ただ、政府は辺野古沿岸案を替える意思は無いことから、牧野副知事は「認識の違いがある」と協議機関への参加について回答を保留していて、きょうこのあと額賀長官と会談する稲嶺知事の対応が注目されます。