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アメリカのサンディエゴでアメリカ軍のFA18戦闘機が墜落した事故を受け、嘉手納町の宮城町長は10日、同型機による嘉手納基地での訓練を中止するよう求める考えを示しました。

アメリカのサンディエゴで8日、アメリカ軍のFA18戦闘機が住宅地に墜落・炎上し、子どもを含む住民3人が死亡しました。事故原因は分かっていませんが、嘉手納基地では10日も早朝から事故を起こしたものと同型の戦闘機が次々と離陸し、町民から不安や怒りの声が上がっています。

取材に対し宮城篤実町長は、「かなりのショックを受けている。事故が発生した以上はこの機種に関しては不安があり、抜本的な解決、あるいは調査によって(事故原因が)解明されない限り飛行中止ということは大事だと思う。それ(飛行中止)は求めていきたい」と述べました。

宮城町長は、基地を抱える沖縄市、北谷町とも協議し、三連協としてFA18の訓練中止を求めていく方針です。