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琉球王国時代、尚家の菩提寺だった首里円覚寺の、沖縄戦で焼け落ちる前の姿を記録した貴重な図面が、16日、報道陣に公開されました。
沖縄戦で焼失した円覚寺ですが、今回公開された図面では9つの建物の20分の1から50分の1の測量図のほか石垣や柱のサイズ、敷瓦の配置の様子なども記されています。
今回発見された図面で、将来、より忠実に円覚寺の復元が可能になると期待が寄せられています。
沖縄美ら島財団総合研究センター学芸員上江洲安亨さんは「平面の図面ではあるんですが、この図面を見ながら当時首里でこういうような巨大なお寺があったんだっていうところをご覧になって頂けたらなと思います」と話していました。
図面は17日から首里城公園内の特別展示室で一般公開されています。