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沖縄本島から東におよそ360キロ離れた場所にある南大東島です。
南大東島はサンゴ礁が隆起して出来た島で島の周囲は断崖絶壁。このため、船が島に接岸できず、乗客や、船そのものを陸にある大型のクレーンで持ち上げて陸あげするんですね。その大東島に11日、14年ぶりとなる大型クルーズ船がやってきたんです2002年以来、実に14年ぶりに南大東島にやってきた大型クルーズ船は「にっぽん丸」
この機会を新たな観光につなげようと期待も高かったのですが、11日は、あいにく波が高く、クルーズ船側が乗客を降ろすことが出来ないと判断。
しかし、１か月も前から、クルーズ船来島の準備をし、ボランティア150人体制で待ち構えていた島の人達。降りられないならと、逆に島から船で、にっぽん丸に乗り込み、南大東島の豊かな芸能や、特産品をＰＲしたということです。
島の人たちにとっては新たな観光の起爆剤として期待していただけに、少し残念な結果でしたが、島の熱い情熱は次の機会に、きっと繋がるものだったでしょうね。