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恩納村の養鶏場の鶏から鳥の伝染病・ニューカッスル病のウイルスが検出され、11日にこの養鶏場の全ての鶏が処分されました。

ニューカッスル病に感染していたのは恩納村の養鶏場の鶏8000羽で、2日に鶏が次々と死亡したために北部家畜保健衛生所が農場に出荷自粛を指導し、鶏を検査したところ、ニューカッスル病ウイルスが検出されました。

ニューカッスル病は人には感染しませんが、鳥類の伝染病で感染性が強く、感染した鳥はせきや下痢などの重い症状が出ます。

養鶏場ではこれら8000羽の他に、隣接する農場で3800羽のブロイラー用の鶏を飼育していて、これらを含め11日に1万1800羽全てを処分しました。

なお、この農場近くの別の養鶏場では感染は確認されていないという事です。

ニューカッスル病はワクチンで防げますが、今回、ウイルスが検出された養鶏場では接種をしていなかったという事です。