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夏頃とも見込まれている本体工事に向けた動きです

辺野古への新たな基地建設を巡り中谷防衛大臣は、3月31日までとしていたボーリング調査について、6月末まで、再度延長することを発表しました。

「6月までに、ボーリング調査を終えて、設計に反映をして、可能であれば、夏にも護岸工事を含む埋め立ての過程に着手してまいりたいと考えております」

中谷防衛大臣は、閣議後の31日の会見でこのように述べ、台風の影響などで2014年11月にも延長していた辺野古沖でのボーリング調査について

さらに時間が必要として再び延長することを明らかにしました。政府は、夏にも埋め立て工事に着手したい考えですが、翁長知事がボーリング調査に必要な岩礁破砕許可の取り消しを検討しているほか、夏には、県の第三者委員会の検証結果がまとまる見通しで、先行きは不透明となっています。

一方、31日も海上でのボーリング作業が進む中、キャンプシュワブのゲート前では30日、国が翁長知事の作業停止指示の効力を停止したことに市民らが抗議していました。