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人間らしく生きたい。筋ジストロフィー患者が自立するために必要な介護支援費の給付を求め、きょう県に対して不服申し立てを行いました。

筋ジストロフィー患者・大城渉さん(21)「障害者にとっては介護の時間をもらえなければ生きることもできません。当たり前に生き抜きたい」

介護給付費の不服を申し立てたのは名護市に住む大学生で筋ジストロフィー患者の大城渉さんです。大城さんは24時間介護が必要な重度の障害のため、名護市から1日10時間分の介護給付費を受けています。しかし10時間分では足りず、残りの介護費は借金でまかなっていて、名護市に介護給付費の増額を求めていますが、受け付けてもらえず県に不服を申し立てました。

代理人の岡島実弁護士は障害者自立支援法の趣旨にも反するとして、県に適切な審査を求めました。