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こんばんは、スポーツです。まずは悲願のプレーオフ進出を目指す琉球コラソンから。こちらをご覧ください。

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4位以内が出場できる日本一決定戦、プレーオフ。上位の3チームはすでに進出を決めており残りの一枠をコラソンを含む3チームが僅差で争っています。今シーズンのホーム最終戦、大一番に臨んだコラソン、選手たちは熱い気持ちで戦っていました。

琉球コラソン史上、過去最多・3150人のファミリアが駆け付けた、プレーオフへの大一番。悲願のプレーオフ進出へあと一歩まで迫るコラソン、地元・沖縄で日本一になるために戻ってきた2人の選手にとっても大きな意味のある試合でした。昨シーズン途中に優勝請負人としてコラソンに加入した棚原良。今シーズンは得点ランキングでリーグトップに立つなどチームの得点源として活躍。

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棚原良選手「きょうと来週勝てば自力でプレーオフ決まるし、最高のシナリオが出来たなという感じで、すごい気合入っています。」

そして、コラソンで3年目のシーズンとなる東長濱秀作。結果が出なければ自身の進退を考えると話すほど、今シーズンにかけています。

東長濱秀作選手「3年目なのでここで結果でなければある程度覚悟を決める必要があると思います。必ず勝ちます。」

2人が加入して迎える、プレーオフへのビッグチャンス。今シーズン・ホーム最終戦での大一番で、まず流れを呼び込んだのはコラソン。エース棚原がこの日も得点を重ね、一時最大4点のリードを奪います。一方、リーグ3連覇中の大同特殊鋼、興南高校出身・山城貴志の得点など、連続得点で一気に点差を縮めます。試合は、11対11、同点で前半を折り返します。

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棚原良選手「ディフェンス守れてるんだから、11点しかやられてないんだし」

東長濱秀作選手「なんで相手の雰囲気よくなったら、こっちがやばいかもっていう雰囲気でプレーする?関係ない、自分たちのプレーしれ自分たちのプレー」

檄を飛ばし合い迎えた後半は一進一退、取られたら取り返すの手に汗握る展開。棚原へのマークが厳しくなる中、東長濱からのパスを受けた水野裕紀、名嘉真吾らが得点します。懸命に食らいつき勝機を伺うコラソン、しかし、大同特殊鋼が徐々にコラソンを突き離しにかかります。するとコラソンにもミスが。

東長濱秀作選手「相手のディフェンス動かせ、まだ半分あるから追いつけるから。いいか?下向いてやるんだったら出れ!3人4人でやったほうがましだ。やれるやつだけコートに立て。」

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何とかチームを奮い立たせようと檄を飛ばす東長濱。しかし、開いた点差は埋まらず。最後の棚原のシュートも外れ、試合終了。プレーオフ進出をかけ、来週のアウェイ戦にすべてをかけます。

棚原良選手「次の60分はみんな倒れるまで走れというふうにお互い言い合って全力で戦いにいきたいと思います。」

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東長濱秀作選手「このチームで少しでも長く戦えるように、そのために結果を求めていきたいと思います。」

惜しくも敗れたコラソンですが、プレーオフの可能性はまだあります!現時点でコラソンのほか、ご覧の2チームが勝ち点13で並んでおり、3チームともにそれぞれ今週末に最終戦に臨みます。

コラソンがプレーオフ進出を決める条件はまず、コラソンが勝利を収めた場合、他2チームが負けるか引き分けるかでコラソンが勝ち点で上回るため、プレーオフが決まります。また他2チームもともに勝利した場合でも、3チーム間の得失点差でコラソンが上位に立ちます。

その他、コラソンが引き分けた場合、負けた場合でも他2チームの結果によってはプレーオフ進出の可能性はあるのですがこちら、3チームの今週末の対戦カードを見てみると全てのチームが順位が下のチームとの対戦となっています。コラソンとしても勝利が絶対条件と言えそうです。