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金武町伊芸の住宅で、停めてあった乗用車の字光式ナンバープレートに穴が開き、中から銃弾が見つかりました。住宅はアメリカ軍キャンプハンセンの近くで、実弾射撃演習場から飛んできた可能性があります。

銃弾が見つかったのは金武町伊芸の住宅地です。10日の午後、車の持ち主の祖母が庭で水やりをしていた際に大きな音と煙が上がり、10日は原因が分かりませんでしたが、13日夜に車の持ち主の男性が字光式のナンバープレートに穴が開いていたため開いてみたところ、中から銃弾が見つかりました。

銃弾は長さ4.5センチ、直径1センチで、ライフル銃のものと見られます。銃弾を見せられた祖母は、「これからもう恐くて」と、恐怖を語りました。

住宅の近くにはアメリカ海兵隊キャンプハンセンの実弾射撃演習場があり、音がした当時は演習の音も聞こえていたと言うことで、銃弾は演習場から飛んできた可能性もあります。周辺ではこれまでにも演習場から銃弾が飛んできて、人身事故も発生しています。

伊芸区の池原政文区長は取材に対し、「一歩間違えば人命に関わる事件ではなかったか」と怒りをあらわにしていました。その後伊芸区では14日午後に緊急会議を開き、今後の対応について協議しています。