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ついにこの日がやってきました!!第11回30人31脚沖縄大会。11回目と新たなスタートとなる今年の大会には去年をさらに上回る過去最多20校36チーム、総勢1200人の小学生が挑戦しました!

30人31脚とは・・2人3脚の超拡大版。30人のクラスメートが、互いに肩を組み、足を結んで、50メートルのタイムを競います。

さて、今大会勝利の女神はどのチームに微笑むのか?!全国大会へのたった1枚のキップをかけ、今年も熱い戦いとなりました。

1200人の子どもたちが集まれば会場もいっぱい。年々練習量もタイムも伸びる中、より「心を一つに」とユニフォームも欠かせません。

その中でひときわ目立つ真っ赤なTシャツ集団は那覇市立城北小学校6年2組。

新城先生「スタートさえしっかりやれば残りの30メートルは何だった?気合で走ればいいから」

クラスモットーは1人1人の存在を大切にすること。Tシャツのように燃える男・新城先生の気持ちは伝わり・・。10秒36の好タイムをたたき出します。

新川先生「トイレ行きたい人?」

緊張のあまりみんなの顔がこわばっている青いTシャツの子どもたちは日本で最西端にある、与那国町立久部良小学校。青い海を渡ってついにきちゃいました。

「頑張るぞー!!」

新川先生「風感じますか?与那国の風だよ〜」

おじいちゃん、おばあちゃん、校長先生。たくさんの人からのエールを受けて見事完走!島の子どもたちを白いスタートラインに立たせてあげたい。今日のために一生懸命だった新川先生は・・

新川先生「とっても素晴らしい久部良っこの見せたと思います。最高の一日でした。ありがとうございます」

4・5年生も今大会では8チームが出場、よくがんばりました。沖縄市の美原小学校からは5年生3クラスが登場!

新崎先生「これは1組、3組、4組のお母さん達が集まって縫ってくださった。転ばないように」

格闘技が大好きという3組の新崎先生はとってもパワフル!しかし・・。2本目は、ベストタイムの12秒台でゴール!その走りを一番喜んだのは・・

「せんせー、うつされてるよー」

新崎先生「私が練習用の足紐を忘れてしまって、思ったように練習ができなかった。ありがとうございました」

予選の結果、決勝に勝ち残ったのは「浦城小6年2組」「牧港小6年1組」「高原小6年3組」「浦城小6年5組」の4チーム!

決勝トーナメント第1試合、みんなで完走できただけで嬉しいという牧港小6年1組は、さらにタイムを伸ばしたものの、予選一位の浦城小6年2組は9秒40というベストタイムで完敗。

そして、もう一試合は浦城小6年5組と高原小6年3組。実はこの2クラス、予選で9秒82と全く同じタイムを出しているのです。しかし、浦城小6年5組にはもう一つの敵がいました。

道貴くん「今まで2組に負けないくらいの練習をしてきたので、優勝しよう」

2組という最大のそして最強の敵と戦うために走ります。

『ただいまの記録9秒79』

そして、迎えた決勝。浦城小対決。5組は9秒77と今日のベストタイムを出します。

『いちにさんしーいちにっ・・・』

上里先生「つかみ取れなかったときが本当に子どもたちが成長の部分だと思うので、2組以上に成長してくれると思っています」

「応援ありがとうございました」

今年も嬉し涙・悔し涙・喜びの声・周りの声援、全てが思い出の一ページに刻まれました。1200人のみんな素晴らしい感動をありがとう!

浦城6年2組『全国制覇するぞー!おー!!』

優勝した浦城小学校6年2組のみなさんおめでとうございます。この大会の模様は来月23日、ごらんのチャンネルで放送します。お楽しみに!