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自民党の安倍総裁が第90代の総理大臣に選ばれました。安倍総理は52才で初の戦後生まれの総理です。安倍氏は総理に選ばれた後直ちに組閣作業に入りました。

新内閣は今夜発足しますが外務大臣には麻生太郎さんが留任、沖縄担当大臣には高市早苗さんを起用。そして防衛庁長官には久間章生さんが再任です。

防衛庁長官に決まったのは自民党総務会長の久間章生さんです。久間新防衛庁長官の防衛庁長官就任は3回目で、1996年11月、SACOの最終報告を前に防衛庁長官として来県した際に、『普天間基地の移設先は辺野古が有力』と初めて発言した人物です。額賀前防衛庁長官と同じ派閥で、普天間基地の移設についても似た考えを持ちます。

また、外務大臣には麻生太郎さんが留任で、アメリカ軍再編に関しては5月の日米合意を着実に進めるとの安倍新総理の考えがにじみ出ています。

一方、沖縄担当大臣には高市早苗さんが初入閣。小泉前総理の際の小池前大臣のように安倍新内閣の看板的な存在とも言えそうです。

安倍内閣は、今夜自民、公明両党による連立政権を発足させて皇居で行われる総理大臣任命式と閣僚の認証式を経て正式にスタートします。