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辺野古の海上で、抗議をしていた市民らが、海上保安庁の職員らに拘束され、ケガをしている問題で、名護市の稲嶺市長は過剰な警備を止めるよう第11管区海上保安本部に要請しました。
稲嶺市長は、辺野古新基地建設を阻止しようという海上での抗議行動は県民の思いが込められているものだと訴え、県民の思いをくみ、適切な対応を取るよう求めました。
これに対し、高橋博美次長は「安全には気をつかっているつもりだ。けが人が出たことについては海上保安庁は把握していない」と答えたということです。
稲嶺進名護市長は「向こうは確認をしていないというが、事実として(けが人が)出ているわけだから、分かりませんでしたでは済まないだろうと」と話していました。
要請のあと稲嶺市長は、「安全だと言うならば、抗議行動に参加している人たちや県民にもそれが分かるようにしてほしい」と対応に不快感を示しました。