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沖縄の枯れ葉剤問題を考えるトークイベントが1月31日、那覇市で開かれました。
このイベントは、フリージャーナリスト、ジョン・ミッチェルさんの著書「追跡・沖縄の枯れ葉剤」の出版を記念して開かれました。
講演したミッチェルさんは、退役アメリカ軍人などへの取材をもとに、「沖縄でも1960年代から70年代にかけて、嘉手納基地、北部訓練場など、少なくとも16カ所のアメリカ軍施設で枯れ葉剤が撒かれていた」と指摘。「キャンプシュワブでは使用済みのドラム缶がごみ箱として使われていた」と述べました。
また、「1960年代には名護市の田んぼで生物兵器が試験散布されていた」と述べました。そして、「沖縄はベトナム戦争の名残りを引きずっている。日米両政府は枯れ葉剤の影響をきちんと調査し、公表すべきだ」と訴えました。