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3年がかりの工事でようやく一部があすから公開されます。来年の完成に向けて復元工事が進んでいる首里城の書院・鎖の間が報道陣に公開されました。

書院・鎖の間は首里城南殿に隣接していて、かつては国王と王子が政務を行う場所として利用されていたものです。

平屋建ての建物には13の部屋があり、このうち、建物の中心部分、御書院と呼ばれる国王が政務を行っていた部屋と中国の冊封使や薩摩の役人を接待する茶室、内炉の間の2部屋が報道陣に公開されました。日本の書院造の様式を取り入れた建物は、色彩鮮やかな正殿などと違い、塗装は施さず、柱には沖縄で古くから利用されてきたチャーギが使われています。完成は来年2月の予定です。