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安倍内閣発足からちょうど10日。残りの任期が2ヶ月となった稲嶺知事が関係閣僚との会談に臨みました。稲嶺知事は久間防衛庁長官と長官の就任後初めて会談し、アメリカ軍再編での不満を伝えました。
稲嶺知事は久間防衛庁長官と閣議前に会談。稲嶺知事は、県民の負担軽減が進まない中での迎撃ミサイル、パトリオットの嘉手納基地への配備などについて述べました。
稲嶺知事「何一つそういうもの（負担軽減）が動かない前に、今回のような（パトリオット配備の）問題が出てきたということは非常に残念である」
また、普天間基地の移設は日米で合意した辺野古沿岸案に反対し、あくまでもキャンプ・シュワブへの暫定へリポート建設を主張していくことを久間長官に伝えましたが、長官は何も答えなかったということです。県が出した暫定へリポート案を、知事の後継となる県政も引き継いでいくことを政府に改めて示した稲嶺知事。
知事と総理との会談はさきほど午後6時から総理官邸で始まり、基地問題などについて意見を交わしました。