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うちなームーンです。沖縄に昔からあるお菓子のひとつ、亀の甲せんべい。今も昔も変わらぬ、素朴な味は、どのように作り出されているのでしょうか?

一成さん「やはりお客様から直接電話で亀の甲せんべいお土産でもらったんですけど、おいしかったからまた送ってくださいとか注文受けたときです、直接お客様の声聞いたときが一番嬉しいですかね」

そう話すのは、うるま市にある工場で、亀の甲せんべい作りに励んでいる玉木一成さん。一成さんは2年前から玉木製菓を営む、父の澄雄さんを手伝うようになりました。

玉木製菓では、17種類のお菓子を作っていますが、その中でも一番人気なのが、みなさんおなじみ「亀の甲せんべい」!

おばちゃん「とっても香ばしくておいしいです」

いまや、観光客からも人気を集めています。そして、何を隠そう、このべっこう飴のような物体こそが、亀の甲せんべいなのです!小麦粉とでんぷんからなる、この物体を、乾燥させたり、水に浸したりの工程を経て、高温の油の中へ。30秒もすれば、あっという間に、亀の甲羅のような香ばしいせんべいが焼き上がります。

恵美子さん「使ってる塩を天然塩にして、油の方も上質でとにかく沖縄の気候にあったのをっていうことで選んで」

試行錯誤を重ね、ようやくいまの味にたどりついたと恵美子さんは言います。

1日あたり1万5000枚ほど作られる亀の甲せんべいは、現在では、在庫が2,3日ではなくなってしまうほど好評で、さらに、頼もしい後継者ができたことで、澄雄さん終止笑顔がこぼれています。

澄雄さん「息子がいま、後をつぐと言ってますので息子に頑張らせて、ゆくゆくは早めに自分は卒業したいです、ムハハハ〜」

一成さん「親がやってきたこと、やってることをしっかりと受けついでいくのがとりあえずの目標です」

子供たちに人気の駄菓子というイメージだったんですが、知らないうちに昔懐かしいということで沖縄みやげの定番になっていたんですね。是非あの形が割れないように本土にもって帰って欲しいですね。うちなーむーんでした。