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きのう、うるま市の天願桟橋に到着したアメリカ軍の迎撃ミサイル・パトリオットはまだ貨物船から陸揚げされず、嘉手納基地への移送のめどは立っていません。

岸本記者「パトリオットミサイル本体をのせた貨物船があちらの桟橋に到着してから丸一日が経ちますが、それ以降特に大きく目立った動きというのはありません。ゲートの前では反対派の住民たちがミサイルの嘉手納基地への搬入を防ぐためにずっと座り込みを続けています」

ミサイルを載せた貨物船がうるま市の天願桟橋に到着したのは、きのうの午前8時45分頃。桟橋のゲート前ではミサイルの嘉手納基地への移送作業を進めたい那覇防衛施設局の職員と反対派の住民が言い合いになる場面もありましたが、結局、ミサイルの陸揚げは行われませんでした。

日付が変わってからも反対派住民の座り込みは続いていますが、貨物船の周りにはアメリカ兵の姿もなく、県道を使った嘉手納基地へのミサイルの移送がいつになるのかは見通しが立たない状況です。