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12月に始るデジタル放送で電波障害が、今の10分の1に減少します。テレビの受信障害の防止策を考えるセミナーが那覇市内で開かれ、専門家が障害の防止策などについて講演を行いました。
沖縄受信環境クリーン協議会では毎年10月の一ヶ月間を『受信環境クリーン月間』に定めて受信障害防止についての宣伝活動を行っています。きょうのセミナーはその広報活動の一環として行われたもので、セミナーではまず総務省の星野専門官がテレビ画面の映像が劣化する原因として様々な電波が混じる混信障害などの例を上げ、その対策としてアンテナの設置場所を高くすることやブースターと呼ばれる電波増幅器をテレビに接続することなどをあげました。
また、QABなどの民間放送でことし12月からスタートするデジタル放送では受信障害世帯数がアナログ放送の10分の1程度まで減少する見込みで、離島が多い沖縄でも受信状態の安定が期待されます。