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大雨・強風!突風被害も

沖縄地方は前線の通過で朝、激しい風となりました。豊見城市とうるま市では突風にあおられ鉄筋コンクリート製の支柱が折れるなどの被害がありました。

東シナ海で発生した前線の通過に伴い、活発な雨雲が接近した沖縄地方は明け方から雨模様となり、通勤時間には強い雨となりました。

波照間島では午前6時半ごろ、1時間の雨量が34ミリを超えたほか、宮古島城辺で30ミリ、本島地方でも読谷村や那覇市で午前9時半頃をピークに1時間に20ミリを超える土砂ぶりの雨となりました。

また、各地で台風並みの強風も吹きけさの最大瞬間風速は宮城島で33.6メートル、那覇でも30.4メートルを観測しています。

大雨・強風!突風被害も

船越カメラマンは「強風にあおられていたのでしょうか。ゴルフ場のネットを張った電柱が数十本折れています」とリポート。豊見城市のゴルフ場ではネットを支える鉄筋コンクリート製の柱、およそ20本が折れたと通行人から110番通報がありました。けが人はいません。

大雨・強風!突風被害も

一方、うるま市与那城では男性が「(車に)乗り込んだらいきなりすごい雨が来て車が揺れ外に出られなくなった」女性は「テントが舞い上がって車に」と話します。別の男性は「テントが舞い上がって木の葉みたいに」と話していました。

大雨・強風!突風被害も

うるま市では海中道路の店舗のテントおよそ10張りが飛ばされました。テントは駐車してあった車を直撃し、車の前面が陥没する被害がでました。

この突風に対し、沖縄気象台は職員を派遣し、突風が竜巻ではなかったか、現地調査を実施しました。調査の結果、気象台ではこれが竜巻とは断定できず、原因はわからないとしています。