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ハブの咬傷被害はまだ起きています。県内市町村のハブ対策課を対象とした連絡会議がひらかれ、被害発生状況や対策について話し合いました。県福祉保健部と各市町村がひらくこの会議では10年ごとに立てられる基本計画に沿って対策や調査研究を行っています。
県環境衛生研究所の報告によりますと、この10年間で咬症被害は年々減少しているものの、現在でも毎年およそ100件近く発生しています。とくに糸満市や本島北部でサキシマハブやタイワンハブなどの外来種が定着しつつあり、咬症被害も起きていることや副作用の少ない新しい血清の開発が進められていことが報告されました。
10月から11月はちょうど卵の孵化期で、ハブが多くなり被害も増えることから県では各市町村に対し一層の注意を呼びかけています。