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初めての試みです。歩道をバリアフリーに作り変える工事を前に、実際に車いすで歩道を走る現場検証が那覇市で実施されました。

これは歩道の整備工事を前に車いす利用者の声を反映させようと、南部国道事務所が沖縄バリアフリー研究会に呼びかけて実施しました。

検証は国道329号の那覇市の国場交差点から上間交差点までのおよそ900メートルにわたる歩道で、2人の車いす利用者が実際に歩道を走りました。検証では、車道から歩道に上がる際に、高い段差があると車いすが登れないことや、車の乗り入れ口などでは歩道自体が大きく傾いていて危険なことがわかりました。

南部国道事務所では内容を検証して、来月から着工する歩道の整備工事に反映させ、来年3月の工事終了後には再び現場を検証することにしています。