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アメリカ軍が嘉手納基地に配備を予定している最新の迎撃ミサイル、PAC3の一部運用に向けた作業が進められていることが確認されました。
パトリオットは敵が攻撃してくるミサイルを打ち落とすもので、先月末から今月はじめにかけてミサイル本体や発射台、それに装備品などが沖縄に到着し嘉手納基地に搬入されました。嘉手納町役場からわずか200メートルほどの県道74号に面した大型機の格納庫の近くには15基の発射台が姿を現しています。
また周辺には数十人の兵士が出て慌しく動きまわるなど、パトリオットの配備に向けての整備が進められている様子が確認されました。ことし12月末までには一部運用を始めることが日米間で合意されていますが、嘉手納町や沖縄市など周辺自治体が反対を表明している中での配備だけに反発が高まるのは避けられない情勢です。