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県知事選挙で野党は一枚岩ではないようです。

11月の県知事選挙に向け、糸数慶子さんと政策協議を続けている政治団体そうぞうは、提案している政策が受け入れられなければ自主投票も辞さないとして、現在行われている野党5党の協議を待って結論を出す方針です。

きょう会見した下地幹郎代表は、そうぞうが提案している日米安保と自衛隊の容認、談合問題で違約金を支払うことになっている建設業界の違約金の減免、カジノ導入の検討と米軍基地問題の5項目は譲れないとして、糸数さん側に投げかけています。

糸数さん陣営は現在、野党5党の代表を含めた会議を開いていますが、下地代表はそうぞうの提案が受け入れられない場合、糸数さんの推薦はできず、自主投票となると述べました。

野党5党と糸数さん側は、告示までおよそ1週間と迫る中、そうぞうの提案という新たな問題にどう対応するのか、きょう中の協議の行方が注目されます。