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国立競技場での全国大会を目指し、県大会の決勝戦が土曜日に行われました。今年の兵庫国体で県勢初優勝を果たしたアンダー16の選手も活躍です。
赤のユニフォームは5年連続の全国大会出場を目指す那覇西高校。一方、白のユニフォームは初出場を目指す那覇高校。
王者、那覇西に挑む、那覇を率いるのは外部監督の大平睦男監督。チームの中には小学校の頃からともに歩んだ選手もいる。その那覇のチームモットーは「感魂創才」。人間の一生で必ず通りすぎる大きな節目「冠婚葬祭」にかけ、感動、魂、創造、才能という、サッカーにとっても人生にとっても必要な4つのキーワードを織り込んだ造語だ。
チーム一丸となった那覇は、前半積極的に那覇西ゴールに襲い掛かる。しかし、一方の那覇西も徐々に自分のペースを持ち直し、迎えた前半27分、那覇西FW1年生の城間清太選手がDFのバックパスを奪い、先制のゴール。
城間清太選手「いいボールが転がって来たので、後はゴールに流し込むだけでした」
試合は兵庫国体で全国制覇した1年生のこの1点を守りきり、追い上げる那覇を振り切って、全国切符を手にしました。
那覇・大平睦男監督「いや、負けは負けです。大敗です。10対0も、1対0も負けです。それは受け止めます。頑張ります」
那覇西・松田邦貴監督「チーム立ち上げから、ベスト4と国立でのゲームを目指そうとやっているので、それに一歩でも近づいていけるように頑張っていきたいと思います」
城間清太選手「1年生でここまでできて嬉しいです。また、全国大会に向けて頑張りたいです」
勝った那覇西は12月30日から始まる全国大会に出場します。