おととい、ホーム開幕戦に挑んだ琉球ゴールデンキングスです。今シーズンのテーマに「ワクワク、ドキドキ」を掲げるチームがどんなバスケットを見せるのかが注目されました。チーム史上初のシーズン2連覇を目指す、琉球ゴールデンキングス。おとといのホーム開幕戦には今年も、ともに日本一を目指そうと、多くのブースターが詰めかけました。
常連のブースター(女性)「やっとこの時期がやってきたという感じでこのために仕事を頑張っている感じです笑」
初めて観戦するブースター(女性「(Qキングスを見に来るのは何回目ですか?)初めてです。ワクワクとドキドキが重なってなんかもう、いろんな感情が…はい笑」
「ワクワクキングス、ドキドキキングス」常連も、初観戦の人も、すべてのブースターをプレーで魅了する、それがことしのキングスのテーマです。熱い視線の中、始まったホーム初戦!キングスは、開始早々、激しいディフェンスでボールを奪うと、ギブエ・トリム!ホーム初得点を豪快なダンクで決め、会場を沸かせるとさらに、ルーズボールへ果敢へ飛び込むなど、日本一へのスタートダッシュの意気込みを見せます!
伊佐勉「昨日もおとといも良い練習をしていてホーム開幕戦ワクワクしていましたけれども。」
ところが、この日のキングスは、その思いとは裏腹にプレーがかみ合いません。インサイドには、切り込めず、外からのシュートもことごとくリングに嫌われます。前半を終え、リードこそしているものの思い描くバスケットができません。
後半に入ってもオフェンスに精細を欠く中、マクヘンリーや、山内らが積極的に動き、ボールを奪うなどディフェンスで粘りをみせます。第3クォーター後半では、苦しみながらも地力で勝るキングスがようやく連続ポイントに成功し、リードを広げます。
試合終了間際には、右膝を手術した金城茂之が、今シーズン初出場を果たすなど、ブースターを沸かせたキングス。島根を抑え、ホーム開幕戦を白星で飾りました。
初めて観戦するブースター(女性)「勝利したんでとっても嬉しかったし見たかったダンクシュートも見れてとっても満足しています。」
常連のブースター(女性)「きょうすごいディフェンス良かったんじゃないかなと思いました。(今後も)応援頑張ります!フォー。」
しかし、目指すバスケットとはほど遠かったゲーム内容に伊佐勉HCは。
伊佐勉HC「流れが来た時に一気に畳み掛けられる時間がありますのでそれをぜひ見てほしいんですけどもそれが試合で何回かしかなくて、その時間帯も短いので。一つ良かった点はキャプテンの金城が48秒間コートに立てたことが非常に良かったと思います、しかし…それのみです、以上です。」
なお、キングスは昨日の試合もオフェンスに苦しみながら島根を下し、これで5連勝となっているのですがまだまだ追い求めるバスケットは先にあるというような表情が選手やHCからは伺えました。今シーズン、その理想のバスケットを見せてくれることを期待しています
以上スポーツ部でした。