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受動喫煙による子どもたちへの健康被害を防ごうと、那覇市立の小中学校幼稚園の敷地内は全て完全禁煙を実施することになりました。県内の自治体としては初めての実施です。
学校の敷地内を完全禁煙にするのは2007年1月1日からで、那覇市立の全ての小中学校と幼稚園が対象となります。職員はもちろん、学校を訪ねてくる保護者や来客者出入り業者も全員が学校の敷地内では建物の中や外に限らず、年間を通して終日禁煙となります。
那覇市教育委員会では敷地内での完全禁煙について、受動喫煙から子どもたちを守り、たばこを吸っている様子を見せないことで喫煙防止教育につなげたいと話しています。
敷地内での禁煙は法的な拘束力はないものの、保護者や夜間に運動場や体育館など学校施設を利用する団体などへ喫煙が健康へ及ぼす影響を説明し、理解と協力を求めたいとしています。