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県内3つの銀行の2006年度9月期の決算が発表されました。三者三様の結果となっています。
沖縄銀行は、特に個人向けの住宅ローンや教育ローンが好調で、経常収益が2005年度に比べて23億円増加の204億円となりました。一方、経常費用は15億円増加し、全体では2005年度より8億円増加の60億円の経常利益を上げ、2期連続で増収・増益となりました。
琉球銀行は、株式売却益の減少などで経常収益が2005年度に比べ33億円下回る195億円となりました。一方、不良債権処理額が大幅に減少したことにより、経常費用が2005年度より256億円下回る151億円となり、その結果、経常利益は43億円と、2005年の赤字から黒字に転じ、減収・増益となりました。
海邦銀行は貸出金の減少を資金運用の効率化でカバーし、1億4600万円の増収となりましたが、費用も増加し、その結果、経常利益は1億円減少の12億8800万円で、増収・減益となっています。