※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
9月は障害者雇用支援月間です。特別支援学校の学生の雇用拡大を進めようと11日、就業支援キャンペーンが行なわれました。
これは特別支援学校と県や労働局などが連携し、障害者への理解や積極的な採用を企業や団体に求めるものです。
11日、県庁で行われた出発式では特別支援学校3年の野原佳之さんが挨拶。「僕の夢は、就職して専門性を身につけ新人の人にも教えられるようになることです。私たちが働ける職場が増えればとても嬉しいです」と就職への意欲を語りました。
また生徒らはこのあと県内の企業を訪問、QABでは就業体験や就職への理解を直接訴えました。県立高等特別支援学校1年の大城海琴さんは「私は1年生なのでこれから職場で就業体験をして働く力を伸ばしたいと思いますQABでも実習ができたら嬉しいです」と述べました。
2014年3月に卒業した特別支援学校の生徒の就職率は20.8%と低く、作業所などへの福祉就労となる学生も多いことから学校側ではできるだけ多くの生徒が民間企業に就職できるよう働きかけていきたいということです。