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稲嶺知事と来月から知事に就任する仲井真弘多さんが28日内閣府を訪れ、高市沖縄担当大臣と今後の沖縄の振興策について意見を交わしました。

稲嶺知事は今月19日の県知事選挙で当選した仲井真さんを高市沖縄担当大臣に紹介し、沖縄の経済振興のために継続的な協力を求めました。これに対し高市大臣は、仲井真さんが県の失業率を全国平均の4%にまで引き下げることを公約の一つに掲げていることに触れ、「政府としても出来る限りの支援をしたい」と語りましたが、具体的な振興策や雇用改善策には話は及びませんでした。

また、防衛庁の久間長官が閣議後の記者会見で、仲井真さんが公約に掲げた普天間基地の3年以内の閉鎖について「事実上出来ない」と発言したことについて、仲井真さんは29日に防衛庁で直接対面して話し合いたいと述べるに留まりました。