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辺野古での新基地建設に向けた海底調査で、ジュゴンの食み跡が多数確認された区域に、浮き桟橋が設置されているとして自然保護団体が、県に実態を調査するよう求めました。
県に実態調査を求めたのは沖縄・生物多様性市民ネットワーク、日本自然保護協会、沖縄環境ネットワークの3つの自然保護団体です。
一行は、ジュゴンのはみ跡が多数見つかった付近への浮き桟橋の設置や、埋め立て予定地以外の周辺の海域を、海上保安庁や沖縄防衛局の船がスピードを出して走行しジュゴンの生息環境に悪影響を及ぼしている可能性が高いと指摘しました。
これらの行為は、埋立承認の留意事項である「ジュゴン等海生生物の保護対策に万全を期すこと」に反しているとして、県に早急な実態の確認を求めました。
県の担当者は「防衛局から報告があり問題があれば、それを指摘していきたい」と話していました。