3歳から14歳までの少年少女たちが、やんばるに集結しました!子どもたちが夢中になって取り組むスポーツ。そしてそこには、絶対的な王者がいました!早速ご覧ください。
きのう行われた少年少女レスリングやんばるカップ。3歳から中学3年生までのレスラー90人が集結しました。小さい体でも・・・・・やればできる!男の子にだって・・立ち向かえる!10年目を迎えるこの大会。2012年に県勢初の全国大会・団体優勝を果たした浦添工業レスリング部メンバーのほとんどが大会出身者。
宮本裕二会長「2020年に向けて、この中から一人でも多くの人が一人でも多くの人が東京オリンピックに参加してくれるのが望み」
レスリングは相手の両肩を1秒間マットにつけることで勝負を決定します。タックルや投げ技を使って、戦う格闘技です。今大会・注目は、5・6年生男子の部・60キロ級の友寄汰志(ともよせたいし)くん。7月に行われた全国大会では、自分より30キロも重い選手をくだし見事準優勝。将来が期待される、小学生レスラーです!県内では向かう所敵なし、今大会3連覇を狙う汰志くん。
汰志くん「あんまり負けたことがないから。絶対勝つ」
会場で真剣に試合を見つめるのは、笹本睦(まこと)さん。元オリンピック代表です。汰志くんの評価を聞いてみると・・・
笹本睦さん「見た感じ捕まえたりして投げ技が多いので、大きく技かけたりみんなが見て凄いなって思えるような選手になってほしいです」
今大会、絶対的な自信を持つ汰志君に挑むのは、この2人!嘉手納クラブに所属する、島袋健裕(けんゆう)くんと、比嘉碧周(あしゅう)くん。
島袋健裕くん「しょちゅう負けてるから頑張って勝つようにする」
比嘉碧周くん「今までは戦ってき一回もて勝てなかったけど今まで練習してきた分全力を出しきって勝ちたいです」
60キロ級は3人で対戦。無敗の王者に挑む二人!次こそは何としてでも勝ちたい。対戦前から入念な練習。力が入ります。まず最初に挑んだのは、体格では負けてはいない!島袋健裕くん。さあ、笹本さんが見守る中、汰志くんを倒すことができるのか!最初の挑戦です!抑え込む健裕くん。しかし・・・
これぞ王者の試合。友寄汰志、見事なフォール勝ちです。
島袋健裕くん「悔しいから次の大会は勝てる様に頑張りたい」
続いての挑戦者は!!柔道とレスリングをこなし、投げ技が得意!比嘉碧周くん。開始早々、組み投げを決められ得点を取られると、そのまま抑え込まれます!必死に粘る碧周くん!
友寄汰志、3連覇達成です。
汰志くん「2回戦ともフォール勝ちできたので嬉しい。沖縄で負けないようにして(将来は)オリンピック選手になりたいです」
笹本睦さん「彼は全国2番の選手なのでやっぱりもってるものはあるのでこれからが楽しみです」
一方、今大会注目の女子は、中学生チャンピオンを兄に持つ仲里瑠称(るんな)さん。順調に勝ち進み迎えた決勝戦。身長の差を感じさせない力強いプレーで互角の戦いをしますが、ここでタイムアウト。粘りの準優勝です。
今後も県勢レスリングの活躍が楽しみですね。以上スポーツ部でした。