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きょうのうちな〜ムーンは、琉球織りをあしらった革製品、「琉球レザー」を紹介します。
イタリア製の牛革と沖縄の伝統工芸がコラボレイトした新しいうちな〜ムーンです。那覇市辻にある「琉球レザーL.L.A」。アンティークな雰囲気に包まれたショップで今人気急上昇なのがこちら。
八重山のミンサー織りや首里織りをあしらったオリジナルの革製品。コインケースや財布、キーケースなどなど、製作したのはこの人!
土田智也さん「うちの場合、手縫いで仕上げる商品が多い。手織りの生地と手縫いの革製品。やっぱり長持ちするっていうそこが一番の魅力ではないかと思います」
5年前に移住してきた土田さんは、もともと趣味で始めた革細工の技術を生かし、県内の人や観光客の目に留まるような革製品ができないかとその開発に取り組みました。使用するのは、イタリアから直輸入の牛革です。
土田智也さん「(牛ヌメ革の)使い込んだときに色変わりをしていくところを味わってもらいたい。皮の良さというのを手に持って味わってもらいたいというのが僕の希望です」
そんな思いを込めながら、切り抜いた革に、琉球織りを貼り合わせていきます。縫い付ける箇所は、ひとつひとつ丁寧に穴を開け、2本の針を使って、それぞれのパーツをしっかりと縫いこみ、さらに革やすりで磨きをかけます。仕上げに、革の持ちを良くするためのコーティング剤を塗って手作りの製品の出来上がり。
土田智也さん「達成感はもちろんあるんですけども、やっぱり使って何ぼのものなので、使われるのが一番!!でき上がって、人が使い始めてから僕の仕事がいいできかどうかがわかってくると思う。その辺が楽しみですね」