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県が今年度収集した美術品を展示・公開する収蔵品展が12日から那覇市で開かれています。
県は2007年11月、那覇市新都心に新しい美術館を開館する予定で、収蔵品の一部を外部で公開するのは今回が最後です。会場には県内外の作家が創作した絵画や写真40点が展示されています。
このうち儀間比呂志さんの『群像』は糸満のウミンチュをテーマにした作品で、戦後の故郷を懐かしむ作者の思いが伝わってきます。また、渡名喜元俊さんの『貝殻』という作品は布にアクリル絵の具をしみ込ませたもので浮かび上がる砂浜の貝に生命感を感じさせます。
期間中出品した作家の話を直接聞く機会も設けられています。