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那覇防衛施設局の佐藤勉局長は、ヘリコプターで車両を吊り下げて運ぶ方法自体は問題無いとの見解を示しました。14日の定例記者懇談会で佐藤局長は今回の事故が地域住民や漁業関係者などに不安を与えたためアメリカ軍に対して遺憾の意を伝えたと述べました。

ただ、今回のようにヘリコプターで廃車を運搬することは日米地位協定で定める「提供施設間の移動」に該当し、認められていると説明。ヘリから車両を吊り下げて施設間を移動すること自体も問題は無いとの見解を示しました。さらに、今後、住民に不安を与えないようヘリから人や物を吊り下げる方法を中止させる考えは無いかとの質問にも、「米軍の運用について中止を求める立場に無い。

米軍の活動そのものは日米安保条約上必要だという大認識を持っている」と答え、ヘリからの吊り下げに中止を求める考えが無いことを繰り返しました。