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名護市辺野古の基地建設に向けた海底地質調査を始めるにあたり政府は14日、工事区域への立ち入りを制限するブイやフロートを設置しました。

作業は14日、午前7過ぎから始まり巨大なフロートやブイが次々に、海に浮かべられました。建設に反対する市民はカヌーで、作業を止めようとしましたが海上保安庁のボートに制止され現場に近づくことはできませんでした。

一方、キャンプシュワブのゲート前ではおよそ100人の市民らが集まり抗議の声をあげました。集会に参加した男性は「ワジワジ〜(怒っている)している。新しい基地を造るという事は沖縄に再び犠牲と差別を蒙るということ」と話します。

ゲート前では工事車両を止めようとした市民と警察がもみ合いになり騒然とする場面もありました。海上での14日作業は、先ほど日が沈む前まで行われたとみられ、大浦湾側の2つの水域がフロートで囲まれました。

15日も引き続き天候を見ながら日の出の1時間後をめどに作業が再開される見通しです。